【公式】生松天神社 ~「刀伊の入寇」の祈願所~

【公式】生松天神社 ~「刀伊の入寇」の祈願所~:境内の摂末社

境内のご案内

金刀比羅宮ことひらぐう(金毘羅宮)

金刀比羅宮(金毘羅宮)

文政元年(1818)に、現香月区(久家区の隣)の青木氏が金毘羅宮総本社から勧請し、自宅の裏山に小祠を斎祀ったのが起源。嘉永3年(1851)大雨による山崩れにより御霊を氏神である生松天神社の神殿へと移した。そうしたところ、社家(宮﨑氏)の子息の身体に異変が起こり、これは神怒であると考え、生松天神社の南隣に新しく神殿を構えることとした。すると子息は元の通り健康になった。その為、毎月の10日を祭日と定めて奉仕に努めた。今も毎年4月10日は地元住民が集まり大祭を行っている。

総本社金刀比羅宮[金刀比羅神社・琴平神社]
・香川県仲多度郡琴平町892−1
・旧国幣中社、現単神社

御祭神大物主神おおものぬしのかみ崇徳天皇すとくてんのう
御神徳縁結び、航海安全、大漁豊満、海難避け、五穀豊穣、祈雨、商売繁盛、産業振興、医薬の神、技芸上達

稲荷神社いなりじんじゃ

稲荷神社

一切の食物を司り給い、稲の生産豊饒を守護される。稲荷は「稲生いねなり」の義とされ、神像が稲を荷っていることから稲荷の字をてたといわれる。後世、工業・商業が盛んになると、その神徳も農耕神から広がり、殖産興業神・商業神・屋敷神・衣食住の祖神として稲荷大神が農村・漁村・大名・町家・商家に至るまで勧請された。現代では、神社数は全国で3万余社に達し最も多い。個人の邸内社を加えればその数は計り知れない。

総本社伏見稲荷大社
・京都市伏見区深草薮之内町68番地
・旧官幣大社、現単立神社

御祭神稲荷大神(宇迦之御魂神うかのみたまのかみ[倉稲魂命])
御神徳商売繁盛・産業興隆・家内安全・交通安全・芸能上達

猿田彦大神さるたひこおおかみ

猿田彦大神

『古事記』によると猿田彦大神は天孫降臨に際し、天孫邇邇芸命を日向国に案内したとされ、導きの神として知られる。このことから「道祖神」にも擬せられ、旅安全の神として、全国いたるところの道筋に祠や石碑が建立されている。戦後は道路改良工事などにより神社境内地に移設されている例が多い。当社も久家地区の道筋から移設したと思われるが、移設前の鎮座場所は不明。なお当社では陰陽石を合わせ祀っているが、糸島では珍しい。

総本社猿田彦神社
・三重県伊勢市宇治浦田2-1-10
・別表神社

御祭神猿田彦大神さるたひこおおかみ
御神徳みちひらき・方位除け

恵比須えびす神社

恵比須(恵美寿)神社

境内に恵比寿神社は2社あるが、この社は生松天神社と金刀比羅宮の奥に祀ってあった小詞を昭和44年(1969)頃、久家船頭の人等が敬神の念篤く近くの浜より石を運び上げ奉納し直したものである。台座の丸石の間から2~3ヶ所常時地下水が滲み出ているのは神秘的である。

総本社美保神社
・島根県松江市美保関町美保関608
・旧国幣中社、現別表神社

御祭神事代主命ことよりぬしのみこと
御神徳航行安全・漁労守護、更に五穀豊穣、家運隆昌、商売繁盛、家内安全の神として広く信仰を集める。

秋葉あきば大権現(秋葉神社)

秋葉神社

鎮火・防火の神として信仰が篤く、各地に多数の分社・講社を持つ。昔は火災が多く、勧請して祀ったものと思われる。

総本社秋葉神社
・静岡県浜松市天竜区春野町領家841
・別表神社

御祭神火之迦具土大神
御神徳鎮火・防火

恵比須えびす神社:海亀石

海亀石

ここに斎祀る海亀石を撫でると御利益を授かることが出来ると言われている。

総本社美保神社
・島根県松江市美保関町美保関608
・旧国幣中社、現別表神社

御祭神事代主命ことよりぬしのみこと
御神徳航行安全・漁労守護、更に五穀豊穣、家運隆昌、商売繁盛、家内安全の神として広く信仰を集める。

諏訪すわ神社

諏訪神社

持統天皇5年(691)天候不順に際して勅使を派遣して祭らせたことから、特に風鎮・水鎮の神として信仰された。また五穀豊穣の神としても信仰を集める。古老によれば当社は、特に蛇除けの神として勧請されたといわれる。諏訪社を蛇除けの神と見立てた理由は定かではないが、往時は、蛇(蝮)の被害が多かったとも考えられる。あるいは近辺によく見られる青大将(当地ではヤジラミと通称)を寧ろ守り神として祀ったのかもしれない。

総本社諏訪大社
・長野県諏訪湖周辺に四宮
・旧官幣大社、現別表神社

御祭神建御名方神たけみなかたのかみ
御神徳風鎮・水鎮・五穀豊穣・蛇除け